テープ起こし2年目の振り返り
副業でテープ起こしをしているマル子です。
2019年も2月に入ってしまいましたが、遅ればせながら2年目の振り返りを。
良かったこと
・収入は年間で80万円程度、月により10万円超もあった。
・ざっくりと時給1000円ぐらいになった。首都圏の最低賃金に到達できてうれしい。
・スキルはある程度向上。記者ハンでの表記チェック回数が減り、タイプ速度もまあまあアップ。録音状態の良い音声なら、音声の5倍程度で起こせるようになった。
・とにかく楽しくできた。さまざまな音声を聞くことで、知的好奇心が満たされ、また、自分の日常関わらない世界を垣間見られたので、社会のあらゆることは、それを考え、従事し、努力している人によって支えられているのだと感謝の気持ちがわきました。
反省点
・納期期日は守れたが、数回、時間遅れをやってしまった。原因は時間の見積もりの甘さ。想像以上に時間がかかってしまったり、予定していた作業時間に作業できない事態が発生したため。
・納期時間に間に合わないようなときは、見直し時間が十分に取れず、出来の悪い納品物になって、二重に迷惑をかけてしまったと思う。。。
・生活が不規則になった。寝不足による注意力散漫で、本業でミスをした。
・正しい姿勢、適度な休憩を守らなかったため、腰痛、肩こり、目のかすみ、腕の痛み、耳の不調を感じることがあった。
総括
全体としては楽しくやれて、収入も1年目に比べて大幅に増えて満足だけれど、反面、働き方をうまくマネージしないと体の不調や生活への悪影響につながることを実感した。そして慣れてきたからこその気の緩みで納品時間遅れしてしまったことをいたく反省。
次回は急いで今年の目標を投稿します。
自民党総裁と沖縄県知事の選挙
自民党総裁選では大方の予想どおり安倍さんが再選を果たしました。
初めの頃は右翼っぽくて怖いと思ってた安倍首相ですが、長期政権の良さというか、慣れてしまったのか、世界情勢の変化によってか、そんなに悪くないじゃんと思う自分に驚く今日この頃。
憲法改正も、自衛隊の存在を明記するだけならもっともだと思う。
国を守ってくれる人たちには敬意を示したいよ。
ついでにこっそり国民の権利を制限する文言入れないでほしいだけ。
働き方改革も、事実上の移民受け入れも、現実に目を向けた対処で、十分じゃないにしても良くやってると思う。
私的に一番評価を上げたのは外交かな。
難しい世界情勢の中で、良くやってるじゃないか。
トランプ大統領、プーチン大統領、習近平総書記と、お付き合いしたくない難しい方たちと、頑張ってよく付き合ってると思う。
トランプさんとこに誰より早く駆けつけて、こび売り、ポチと言われようとも、日本に他に道はないって、国のために恥かき捨ててくれてありがたい。
少なくとも、憲法上も若者の現状からいっても戦争なんてしかけられない国の官庁前で、戦争反対!って叫べば平和が守れると思ってる人たちよりは、現実的に国の平和に責任を感じてくれてると思う。
ただ一点、悲しいのは、庶民の気持ち、弱者の立場が分からなそうなとこ。お育ちのせいで分からないのか、あるいは分かってても顧みないのか。
モリカケも、強者を恐れる相対的な弱者の立場を無視したから、行き過ぎた忖度をさせて問題をこじらせた。
女性やマイノリティの現実にも目を向けてほしい。
個人的には、選択的夫婦別姓進めてほしいです。お願いします。
先進国のはずなのに、日本だから認められない、遅れてるっていうこと、他にもあるよね。
それで、沖縄です。
普天間基地の移転問題、いったんまとまってた話をひっくり返すようなこと言った民主党政権がきっかけだったとはいえ、ここまでこじれたのは、沖縄の人の気持ちに寄り添わなかったからだよね。
沖縄の地理的な位置とか、尖閣とか、中国の拡大志向の強まりとか考えれば、アメリカが沖縄にある程度の軍事的プレゼンスを維持したいのは分かる。日本としても、本当に守ってくれるかは別として、米軍基地があるのは超大国のパワーバランスを考えればそれなりに心強い。
だけど、沖縄に行って、本島南部の平和記念公園やひめゆりの塔を訪ね、その後普天間基地の横を通れば、こりゃひどいなって、多少なりとも沖縄の人たちの複雑な思いは誰だって感じられるでしょう。
今となっては、米軍にというより、何十年も沖縄に基地押しつけて当然だろって顔してる日本という国に怒ってるんでしょう。その悲しみも怒りも、当然ですよね。
デニーさんは前知事の遺志を継ぐということですが、これを仕切り直しととらえて、前知事のときのような傲慢な態度は取らず、政権側から面談を求めて話し合ってほしい。
選挙が終わった今こそ、安倍さんから沖縄に行ってほしい。
近隣諸国の情勢を鑑みての説得と、少しでも基地の負担を他の地域に移す、地位協定の見直しの努力をする、返還後の普天間地域の県民主導の開発をサポートする、辺野古は手がつけられなくても沖縄の他の海の自然保護をサポートするなど、トランプさんとこに駆けつけた同じ懸命さで沖縄に向かってほしいと思います。
安倍総理、頑張ってください、お願いします!
道具は大事
副業でテープ起こしをやってるマル子です。
ここんとこ、なんか音声の声が小さいなと思っていたら、
イヤフォンが壊れて片側聞こえなくなってた(T-T)
イヤフォンが壊れたってぼやいたら、
親切にも夫が100キンで買ってきてくれたので、それを使っていた。
なんか音が響いちゃって聞き取りにくいなと思っていて
イヤフォンカバー取ってみたら明瞭になったorz
この間、音声が悪くてと納品の質が悪くて申し訳なかったです。。。
そのせいか、7月より単価が下がった気がするし。
私ってばかなの?
てことで、丁寧に起こして信頼回復できるように頑張ってます。
イヤフォン大事ですね、って言えるほどこだわっていませんが。
複数の話者がいて、中に声が小さい or 遠い人がいると、
ボリューム上げて聞くので、すごく耳に悪いことしてる感じがします。
せきやくしゃみや大笑いなんか入ると最悪。
テープ起こしは、耳と目と手を酷使するうえ
仕事環境整えていないので、肩こりや腰痛にもなりがち。
なので、ささやかな予防策として、1時間作業したら休憩入れます。
休憩時間は、洗濯したり洗い物したり
できるだけ体を動かすようにしています。
終戦記念日に寄せて、73年目の真実
生まれる前の出来事は、遠い昔の歴史上のことのように思えるけれど、
時を経て大人になって考えてみれば、自分と無縁のことでもなかったりする。
今50代の自分が学校で学んだ戦争は、
戦勝国側のバイアスのかかった内容だったろうし、
戦争責任者が上層部に残ったから、意図的にあいまいにされたようにも思う。
記憶に残る高校の歴史の授業では、時間切れで戦時の歴史は吹っ飛ばされたもの。
日本の学校は『正しい答え』を教えようとするから、
正解が固まっていない戦争のことは教えられなかったんじゃないか。
学校教育と、その後に映画やテレビや報道で得た知識も加えて
50代の自分にとって戦争とはこんなものです。
●自国が戦場となった国民にとって戦争は悲惨な体験である。(日本は広島・長崎・沖縄・東京空襲、アメリカはパールハーバーだけ覚えてる)
●日本は敗戦したから侵略した者として反省はあるが、当時の世界情勢においてはやむを得ぬ側面もあった。
●残念ながら戦争に至ったその世界情勢は、世界的には変わっておらず、国家間の利害調整の最終手段として戦争しかないと思っている権力者は世界にいる
●第二次大戦に負けて、日本に人権や民主主義の思想がもたらされたのは良かった
私の親はいわゆる戦中派世代ですが、戦争の実体験をあまり語らなかった。
まあ、戦争中は物資不足のがまんがまんで、終戦時には価値観が一変。天皇陛下万歳の鬼畜米英から、アメリカ万歳、民主主義だなんだで訳分からんこと言われ、その後は高度経済成長を支えて、ひたすら前見て進むしかなかったんでしょう。
母は、自分は軍国少女の時代で、学校行っても勉強なんか出来なかった、勤労奉仕で仕事ばっかさせられた。あんたはいい時代に生まれていいね、勉強できて、好きなとこ行けて、好きなことできていいねと言います。聞いててそのとおりだと思います。
父が兵隊に行ったことは知ってたけど、あまりその話はしなかった。最近、認知症状の予防にでもと昔話をするようになって知ったこと。
なんと父は志願して戦争に行った!
飲んで暴れることもなく、いたって平和的な人なので、戦争なんていやいや行ったんだろうと、赤紙で招集されていったんでしょうと勝手に想像してたんですが。
志願兵だんったんか!
「なんで志願したの?」
「飛行機が好きだったから」
は?
そういや、認知予防にゼロ戦のプラモデル買ってあげたら、ゼロ戦は海軍だとか文句言ってこだわりを見せてたな(父は陸軍の航空隊)。
軍国少年は飛行機が好きで兵隊さんに志願したという終戦73年目の真実。
話を聞くと、結構楽しそうに予科練なんかの思い出を語ります。
ここ数年娘の名前も忘れてる(いつも孫や猫の名前で呼ばれてます^^;;)のに、当時の友達の名前や所属なんかも詳しく話して、そんな時代でも人は青春を謳歌するんだなと。航空隊士官は食事のおかずが他より良かったとか。
それでも、特攻で死んだ友人の話に至ると沈黙する。
90歳を過ぎて、16、7で散った友の生涯に、何を思うのでしょうか。
戦争を体験した世代も少なくなり、記憶が薄れてゆく中、
戦争の歴史的評価の揺らぎも大きくなってきたように思えます。
父母の受けた教育、私たちが受けた教育、近隣諸国の歴史教育、
ネットに書き散らされる様々な情報、
それぞれが時代と国の都合で偏りが生じるものです。
時代と立場で異なる”正しい歴史”を教えるよりも、
評価する力を付ける、自分で考える教育になっているとよいのですが。
悲惨な体験を経て、日本が平和の恩恵を享受できた73年間、
世界を見渡せば戦争が絶えることはなく、
軍事力で支配力を持とうとする国があることも戦前に変わらない現実。
犠牲となった命の安らかな眠りと世界の平和を祈り 合掌
やっぱりつらい仕事もある
副業でテープ起こしをしているマル子です。
前回、
いつもこんなのプリーズ♪って言いたくなるような
5拍子そろったテープ起こしのお仕事❤って能天気な投稿しましたが、
世の中そんな甘いもんではなく、
5拍子全部逆行ったつらいお仕事がやってきました(T-T)
何がつらいかって
1.まず録音状態が悪い
2.話者人数不明、似たような声の男性多く、区別が難しい
3.みんな話し方が早口、滑舌悪い人も。
4.内容がマル子の常識範囲からはずれ調べ事が多い
5.納期が短めながら単価上乗せなし
音声は、10~15人ぐらい参加の審議会。
マイクから遠い人もいるし、なんか響いちゃってます。
しかも早口さん、滑舌悪いさん、語尾もごもごさんいるし。
審議会なんで考えながら話すから、聴き取れても意味不明なこと言ってたりするし。
突っ込まれた感ある主催側は、いっそう早口もごもごになって、
ごまかすために、あえて聴き取れないように言ってませんかって感じに話したり。
それでも、聴き取れないのは、
不本意ながらも適当なとこであきらめつける(しかない)。
が、話者特定が困難なのは、発言の時間メモして、何度も聞き比べるので、
本当に時間がかかって起こし泣かせです(T-T)
しかも審議会とかは、調べるとある程度個人名が特定できちゃうので
さらに間違えたくなくて、何度も何度も聞き比べってことになります。
その上、内容がマル子得意分野範囲外の専門分野だったので
調べ物にも大変時間がかかりました。
録音状態・話し方・話者特定・内容の難易度高く、
前回のお仕事の5割増しで時間がかかった。
だけど単価は前より安かった。。。
テープ起こしは請負仕事なので
依頼時に音声聞いて引き受けるかお返事します。
今回は試し聴きの段階で、やだなーって思いましたが、
断わると次が来ないかもしれないので、依頼は全部引き受けることにしています。
経験一つ一つがスキルの成長と信頼につながると信じて。
実際、話者特定の要領はちょっとつかめたかな。
ありがたい仕事、つらい仕事ありましたが
7月は12時間分音声起こしました。1週間に3時間分ぐらい。
切れ目なくコンスタントにお仕事いただけるのがありがたいです。
5拍子そろったありがたいお仕事
副業でテープ起こしをしているマル子です。
いつもこんなのプリーズ♪って言いたくなるような
テープ起こしのお仕事をしました。
何がありがたいかって
1.まず録音状態がいい
2.話者が男女あわせた3人で誰がしゃべってるか分かりやすい
3.みんな話し方がゆっくり、はっきり
4.内容がマル子の常識範囲(調べ事が少ない)
5.納期が短かったので単価上乗せ
5は時により微妙ですが、今回はちょうど本業休み、家族も留守が重なり
がっつり作業時間が取れたので
1日7~8時間作業して12000円ほどの業務完了!
途中いらつくこともなく、話の内容にも興味を持てて言うことなし。
仕事を選ぶ気はないので(依頼は全部引き受けます)
会社さんの采配次第なんですが、今回は本当にありがとうなお仕事でした(_ _)
逆に言えば、上記のどれかが引っ掛かると、テープ起こしストレス発生(T-T)
で、大抵はどれか引っ掛かります^^;
1の録音状況は、悪いのは少ないですが、
たまに音が響いてしまったり、周囲の雑音が入ってたりします。
雑音が大きくて声が遠かったりすると、耳に悪い感じがします。
2の話者の数、これ結構ストレス発生率高いです。
音楽でいう絶対音感みたいに人の声を識別できる耳の人はいいですが
マル子の耳は凡耳なので、人数が多いあるいは分からない会議とかは、
話者を特定するのに苦労します、特に長い音源はマル子泣かせです。
話者ごとに、比較的長い発言の時間と、声やしゃべり方の特徴、意見の特徴など
メモっておいて何とか話者を特定していくのですが、
興奮して声のトーンが変わったり、一言ぼそっと発言されたりすると
どなたさんですかと会議に乱入したくなります^^;
3の、ゆっくりはっきり話してくれるのもありがたいですね。
逆に、早口、語尾がこもる、滑舌が悪い人は
タイプが追いつかなかったり、何度も聞き直したりでご苦労さん(→自分)です。
講演会なんかで、話者確定で楽勝♪なんて思ってると、
時間が押してくるにしたがってどんどん早口になっていって、
よく知らない専門分野の講演会だったりすると4も重なり特に苦しくなります。
単純に、タイプ早打ちで、腱鞘炎っぽく手が疲れるデメリットもあります。
4は、話の内容について自分が知らない、不得意分野だと
知らない言葉は聞き取りにくいので何度も聞き返すはめに陥ったり
何となく聞き取れた音からGoogle先生でそれらしきものを探すのにも時間を食います。
知らないことを調べて知る、知見が広がるテープ起こしの面白い点でもあるのですが。
地方の会議で、川の名前とか、古い集落の名前なんかがぽんぽん出てくると、
固有名詞なので間違えるわけにもいかないので調べるのにとにかく時間を食ううえに、
知ってもさほどためになると思えなかったりして、無駄に疲れる。
ま、見つけたときはすっきりするんですけど。
5は、納期が長ければ余裕は持てますが、
怠けてて結局締め切り間際に焦ったりするので、
単価上乗せがあるなら短くてもそっちのほうが良かったりします。
締め切りに追われる
テープ起こしの副業をしているマル子です。
テープ起こしの副業をするようになって変わったなと思うことの一つは
いつも締め切りに追われてるってことです。
これは、いっつも締め切りに間に合わない!!
と焦ってるわけではありません。
むしろ、依頼時から「お急ぎな案件」以外は
1~2日前には仕上げ、
すぐ納品するか、お休みが欲しければ締め切り日に納品
というように調整しています。
が、案件依頼を受けると、とにかく仕上げてしまいたい気分になって
できる時間全てをテープ起こしに捧げることになってしまう。
しかも、ありがたいことではあるのですが
今は繁忙期ではないにもかかわらず
途切れることなく依頼をいただけるので
なんかいつも
テープ起こし案件仕上げなきゃって気分で生活してしまうのです。
結果、本業がおろそかになったり
それ以外の家族行事や人付き合いが全部
めんどくせーになってしまうという。
しかも、いったん始めるともうちょっと、もうちょっととやって
寝不足にもなる。
本業も個人事業で割と時間の融通がついちゃうので、
余計に、時間管理の大切さが身にしみます。
テープ起こしは1日3時間まで、音声にして45分ぐらいまでに決めよう!
音声45分っていうのは
90分ぐらいの案件を、2日+見直し1日の3日で完成させるペースです。
テープ起こしは副業としては天職って思うくらい気に入っていて、
他の会社からの請負もやってみたいとか
専門分野をつくるために勉強したいとか
迷った表記の学習記録ブログ(このブログです)をつくろうとか
いろいろ構想はあるんですが、
とにかく早く案件を完成したい病のため
起こしばっかやってて他がなんも進みませんよ。